馬場先門 [タイムスリップ]
明治時代の東京各地の写真の現場を見に行く、”タイムスリップ・定点比較”シリーズ。
日比谷編の続きです。
この写真、最初、どこかわかりませんでした。
日比谷の少し北、馬場先門の交差点の写真でした。
当時は右が東京商業会議所のビルでした。
左が明治生命のビルになりますが、明治生命は、昭和9年に建てられたビルが有名で、現在、重要文化財になっています。
明治生命館として、建物内は一般公開されています。
なかなかいい雰囲気の場所です。
つづいて、日比谷方向へ戻って、帝国劇場。
明治44年竣工なので、できたばかりの劇場の写真です。
面影ないっすね。。。
完成当時は、ルネッサンス様式の最新の美しい建築だったそうです。
それにしても、明治から大正にかけての東京って、西洋式の建物が立ち並ぶ美しい街だったんですねぇ。
それを関東大震災がことごとく破壊してしまった訳で、本当に残念。
大八車がなんともいえません。
「レ・ミゼラブル」演ってます。
さて、帝国劇場の隣は第一生命のビルです。
こちらも明治生命のビル同様、歴史的な建造物ですね。
戦後、接収されてGHQ(連合国総司令部)の庁舎になっていたことで有名です。
丸の内周辺には、外壁だけ昔の姿を残して、実は高層ビルという建物が多いのですが、この建物もその一つ。でも、あまり好きな保存方法じゃないなあ。
ついでに、第一生命のビルの南側には・・・・
真夜中に40年間で10000回以上、この曲を流しているラジオ局があります。
説明は要りませんね。
今は亡き、糸居五郎さんの名調子が聞こえてきそうです。
一昨年は騒々しかったですが、今年は静か。
ニッポン放送のビルも新しくなりました。
さ~て、次はどこへ行こうかな。
素敵ですねえ~!
当時の写真を見ると、え?日本なの?という感じですね。^^
欧化政策とかの影響もあったんでしょうか・・・
まるっきり変わっちゃったんですね。何だか今の秋葉原の変遷を見ているようです。
by まめぞう (2007-06-17 16:40)
エルモさん、おはようございます。^^
明治時代末期から大正時代にかけての東京は、町ごと建築物の展示場のような状態だったんでしょうね。
確かに、秋葉原駅周辺は激変しましたね。
でも、全体の美観については、当時のほうが今より秩序があったように思います。
by Cliff (2007-06-18 05:55)
意外と近代的だったんですね。その頃、私の住む北総は弥生時代よりすこし進化した生活をしていたようです。
by krause (2007-06-18 21:42)
krauseさん、こんばんは
キレイだったのは都心だけでしょうが、それにしてもみんな震災でこわれちゃったんですよね。
北総というと笹川繁蔵や平手造酒を連想します。
by Cliff (2007-06-18 23:51)