この歌似ている(70’s) 2 [音楽]
歌謡曲全盛の70年代。
この時代も洋楽からメロディーやアイデアを持ってきたとしか思えない曲が多かった。
まず、思い出すのが、
南沙織の「純潔」のイントロとヴァン・モリソンの「ワイルド・ナイト」のイントロ、
野口五郎の「心の叫び」とキング・クリムゾンの「エピタフ」。
筒美京平作品は編曲で洋楽に似ているものが多かった記憶がある。
岩崎宏美の「パピヨン」のイントロも、ミラクルズの「ラヴ・マシーン」から『アイデアいただき!』
という感じだった。
今は「ラブ・マシーン」といえばモーニング娘だが、この曲の出だしで、
70年のショッキング・ブルーの「ヴィーナス」を思い出したオジサンは
数万人はいるのではないか?
そういえば、ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」が始まると思ったら、
「モーニングコーヒー」になってしまったっけ(笑)。
子供が見ていたGacktの歌に合わせて、スティクスの「ザ・ベスト・オブ・タイム」の
サビの部分が歌える。
もっとも、これは最近4-5年の話だ。
映画音楽と似ているものもあった。
三善英司の「彼と」の主旋律は、イタリア映画の名作「鉄道員」のテーマ曲に似ている。
西城秀樹の「薔薇の鎖」とアメリカ映画「愚かなりわが心」のテーマ曲。
麻生よう子の「逃避行」と映画「いちご白書」、バフィ・セントメリーが歌う「サークルゲーム」
山口百恵の「夏ひらく青春」と「北京の55日」も似ていたと思う。
洋楽でも、イエスのキーボード奏者だった、リック・ウェイクマンの「地底探検」の中に、
ノルウェーの作曲家、グリークの「ペールギュント組曲」の中の「山の魔王の殿堂にて」と
瓜二つのメロディーがあった。
アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」は、堺正章の「さらば恋人」に似ていた。
こちらは日本の方が先だ。
切って繋げても違和感のない、
デビッド・ボウイの「ジーン・ジニー」とスウィートの「ブロックバスター」とか・・・
探せばもっといっぱいあるだろう。
「この曲が昔のあの曲に似ている」と気が付いても、
その曲もさらに昔の曲に似ている、ということが十分ありうる。
極論をすれば、音楽は「パクリの連鎖」だともいえる。
しかし、だからといって、洒落っ気のないパクリはNO!だ。
こっそりレシピのまねをしたとしても、アーティストの才能で
違う美味しい料理に作り上げてしていただきたいものだ。
初めまして、こんんばんは。
>ラブ・マシーン」といえばモーニング娘だが、この曲の出だしで、
70年のショッキング・ブルーの「ヴィーナス」を思い出したオジサンは
数万人はいるのではないか?
そうですね~私は、イントロの部分は、ヴィーナスで、あと、キングコング&ジャングルガールズの「恋のブンブンダラー」が、サビの部分に似てるって思うんです。
引用=♪日本の未来は、WOUWOUWOUWOU~ (ラブ・マシーン)
♪ ブンブンブンブンマニマニダラー~(恋のブンブンダラー)
あと、ある一部分も、恋のブンブンダラーに、なんとなくノリが、似てるって思うんですが・・・・。
by イッさん (2007-05-17 23:13)
イッさん、こんばんは^^
そうですね、さびがソックリです。恋のダンスサイトも「ジンギスカン」だし、つんくはいろいろ過去の楽曲から引っ張ってきているようですね。
まあ、私は許容範囲だと思いますが、彼の作る曲は俗物的においがしてあまり好みではありません。ただ、「ラブマシーン」は好きですよ。
モー娘自体が旬だったこともあって、全体の雰囲気が楽しく出来上がっていましたね。
by Cliff (2007-05-18 19:42)