富士パノラマライン周辺 [旅行]
甲府でサッカーを観戦した翌日、
富士山の周辺をドライブすることにしました。
甲府盆地から南下。
ノープランのまま、カーナビに導かれ
富士パノラマラインに沿って東西に走りました。
精進湖
本栖湖。
千円札に描かれている絵はここからの景色。
絶景ポイントですね。
さて、次はどこへ行こう。
地図とにらめっこしていたら、
カミサンから、富岳風穴はどう? と提案が出ました。
どこ、それ?
知らないのォ? 有名じゃない。
知らないよ。
昔、遠足で行ったでしょ。東京の小学生はみんな行くはずよ。
あのね、すべての物事を新宿区を基準に考えないでくれる?
え~!知らないなんて信じられない!!
てなわけで、小学生時代を東京23区で過ごされた皆さま、
遠足で「富岳風穴」へ行きました?
私も育ちは港区ですが、ここへ来た覚えがありません。
というわけで、富岳風穴に到着
青木ヶ原樹海の中にある地底の穴。
平均気温は3度で、夏でもひんやり。
かつては蚕の卵の貯蔵庫として使っていたとのことです。
高さは最高部で8.7m、長さは総延長で201mある横穴で、
洞窟内は、玄武岩質の壁が音を吸収してしまうらしく、
声が反響しません。
起伏があるので、意外に体力を使います。
ふたたび、かみさん
この富岳風穴と鳴沢氷穴が有名なのよ。
ほォ~
というわけで、富岳風穴からクルマで3分ほどで
鳴沢氷穴に到着!
今から1200年以上昔の864年、
富士山の側火山が噴火した際、溶岩流が流れ下り、
ここに大きな洞窟が形成されたとのこと。
鳴沢氷穴は、総延長156m、富岳風穴と比べ、
天井が1~3.6mと低く、また形状も歪んだ数字の8の字のようになっています。
鳴沢氷穴も平均温度は3度と冷ややか。
江戸時代は、お上に献上する天然の氷の貯蔵庫に使われていたそうです。
洞窟には、途中狭くなって、かがまないと通れない難所があります。
観光シーズンは渋滞したりするのでしょうか?
狭いし、階段はきついし、結構疲れます。
年配の方にはあまりお薦めできませんねぇ。
お次はどこへ行く?
河口湖の方へクルマを走らす私の横で、
地図とにらめっこしていたカミサンが、
あら、こんなところにロープウェイがあるわ。
ロープウェイ?
河口湖湖畔と、天上山公園にある富士見台駅とを結ぶロープウェイ。
正式名称は「天上山カチカチ山ロープウェイ」です。運営は富士急行。
全長460m、標高差219m、料金は大人往復700円
山の上まで所要時間約3分、平日でも5分おきに運転しています。
カチカチ山の名称は、
太宰治の同名の小説の舞台が
この地であったことに由来しているとのことでした。
山頂から観る富士山の姿は素晴らしい・・・・
と、絶景を期待しましたが、、
雲に覆われ、今一つスッキリしないままです。
2001年山頂を整備し、
そのときにウサギとタヌキのマスコット像をたくさん置いたそうです。
なんか、デパートの屋上みたいです。
それにしても、聴こえる言葉は中国語ばかりでした。
おまけはグルメです。
ロープウェイを降り、
美味しいものでも食べよう、ということになり、
「HANA」という湖畔の焼肉レストランに飛び込みました。
焼肉なのに、装飾がハワイアン、BGMもハワイアン
窓側の席からは富士山の雄姿を眺められる。
落ち着いた雰囲気のなかなかいいお店でした。
山梨麦芽ビーフを御馳走になりました。(^^)