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全柔連にあきれています [雑感]

「全柔連は園田監督が反省していることを考慮し、交代させない方針」

柔道女子の日本代表の強化合宿で、
選手15人が、監督などから暴力行為などがあったとしてJOCに告発した問題で
全柔連は上記の結論となったそうです。

正直あきれています。

一人の選手の甘ったれの主張ではなく、
15人もの選手が「ひどい」と言っているんでしょ?


中にはPTSDになっている選手もいるかもしれないのに、、
被害を受けた選手たちからのヒアリングも
ろくにしていないらしいです。

加害者の監督を戒告処分で、現職はそのまま続けさせる、
本人は十分反省しているし、
いずれ選手とのわだかまりが消えるだろう???

甘いですよ。

普通の会社で、ひどいパワハラ問題が発生したときは、
双方の話をよく聴き、事実関係を確認する。

もしも、被害者の申し立てが事実なら、
加害者は懲戒処分。内容がひどければ退職。

いずれにせよ、どちらかを異動させ、
同じメンバーで続けるなんてありえません。

確かにパワハラの場合、ハラスメントと指導との境界線がどこか難しいです。
仕事に対する情熱が行き過ぎた行為に及ぶということはよくありますが、
大体が逆効果。いい結果が出ることはまずないです。

ロンドン五輪のとき、
女子柔道の選手たちの表情の暗さが気になりましたが、
背景にこんな問題があったんですね。

しかし、この話はパワハラというレベルではないのかもしれません。
実際に、ひどい暴力行為があったのならば、
それはパワハラという以前に「犯罪」。

最近、メディアからよく「体罰」という言葉が聴こえてきますが、
それぞれの問題とされた行為が「犯罪」に当るのかどうか
そこに着目すべきで、

手で軽く尻をたたく行為も、ボコボコに殴る行為も
「体罰」という一つの言葉でくくってしまい、
その言葉に意味を持たせようとする報道には
強い違和感を覚えます。

いずれにしても、今回の問題。
日本の柔道が近代化するいい機会なのではないでしょうか?


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