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「彼ら」ではなく「私たち」 [雑感]

東京では
いつ消えるかわからない電気と
いつ運休になるかわからない列車ダイヤに
振り回される日々が始まっています。

東京電力の危機管理に問題があったとはいえ、
福島原発の現場には、
命がけで働く技師や自衛隊員の方たちがいて、
彼らのことを思えば、文句を言う前に、
「がんばってください」と祈るしかありません。

東京に暮らす者にとっては
今回の震災は他人事ではありません。
程度は違いますが、
自分の身に降りかかっている出来事です。。

こういう空気が漂っているのに、
依然として、マスコミ報道は他人の不幸は蜜の味
報道にかかわる人間たちのレベルの低さに
あきれ果ててしまいます。

的を射た質問もできないくせに会見で罵倒する記者
総理の会見を前に「笑えてきた」という品のない発言をするアナウンサー
無意味に現地へ行き、被災者にマイクを向ける目障りなだけの女性キャスター
「大量放射能漏れ」と号外まで出して人々を不安に陥れる新聞

テレビもいつまでも震災の爪痕みたいな映像を流すくらいなら、
放送を休止して節電に協力しろ、といいたくなります。

被災者は「彼ら」ではなく「私たち」です。

だから、殺人的な通勤ラッシュになろうが、
電気が消えようが、我慢しよう、がんばろう
そういう気持ちになっているのに。。。。

「私たち」に与えられた試練を天罰といった老人もそう

客観的な物の見方も必要だけど、礼を失してはいけませんぜ。

これから電力が不足、モノが不足
インフレが来るかもしれない
今までの快適な生活にはすぐには戻れないでしょう。


でも、今回の震災は、
私たちの中に眠っていた「共助」の遺伝子を揺り起こすかもしれない
「彼ら」にだったら照れくさいけど、
「私たち」になら素直な気持ちになれるかもしれない

いい社会へと変わるチャンスになれば、と淡い希望も抱いています。

と、そんな取り留めのないことを書いていたらグラグラ・・・

静岡でまた大きな地震が発生・・・・


負けないぞ!!

みんなで頑張りましょうよ。
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