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テルマエ・ロマエⅡ [映画]

2012年の大ヒット映画、「テルマエ・ロマエ」の続編
「テルマエ・ロマエⅡ」を観賞してきました。

前作では、原作のコミックとの比較から、
違和感、イマイチ感がありましたが、
今作品は、そんな理屈を抜きに単純に楽しみました。

前作が大ヒットしたおかげで、製作費が大幅アップ?
ブルガリアのヌ・ボヤナ・フィルム・スタジオという、
ハリウッド映画もよく撮影されているスタジオに
大掛かりなオープンセットを組み、
5000人のエキストラを使って撮影、

さらに日本が誇るCG技術を駆使し、古代ローマ世界を再現。
「ベンハー」や「十戒」と比較するのは無理としても、
なかなかのスケールを感じさせる映像に仕上がっていました。

お風呂がテーマの映画なので、
主演の阿部寛は、ほとんどの時間が裸。
入浴シーンだらけで、さぞふやけたことでしょう(笑)
お父さんのための上戸彩のサービスシーンもありました。

この映画、脇役陣がいいですよね。
笹野高史、キムラ緑子、竹内力など
「平たい顔族」面々の優しい演技が、
観客の気持を平和にしてくれます。
私はいか八郎演じる炭焼き小屋の老人が壺にハマってしまい、
樽風呂で「与作」を歌うシーンに爆笑しました。

松島トモ子が熊に襲われるシーンは、
20年以上も前の事件をいつまで引っ張るんだよ!!
と思いましたが、不覚にも笑ってしまいました。

それならば、白木みのるには、
せっかくご登場いただいたのだから、

「ご注文は?」
「ライス」
「ライス・・・だけですか?」

といっておもむろに「のりたま」を出す、という
日本のふりかけ文化の紹介という線もあったと思いましたが、

ラーメンの話の部分だから、シチュエーション的には無理でしょうね、

というか、そもそもこの話が通じるのは何歳以上なんだろう?
おそらく、66年生まれの竹内監督が、
丸美屋食品提供の「エイトマン」をリアルタイムで知っているとは思えません。

ローマの剣闘士(グラディエーター)と相撲の力士との対比も面白いですね。
演技が上手かったので、曙に気付きませんでした。
ロケ地 ブルガリアの地元 琴欧洲はもっと活躍させてもよかったかな?

そんなこんなで、いろいろ面白かったです。
おそらく、Ⅱが完結編になるでしょうね。
少し残念です。

ゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、
新宿の映画館は人だらけでした。

最近は、テレビがつまらないし、
一方で面白そうな日本映画が増えているし、
映画界がまた元気になってきたのかな?

以上、いつものとりとめのない感想でした。
  


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