竹富島 [旅行]
沖縄ツアー、備忘録です。
西表島から石垣島へ戻る途中、竹富島に寄りました。
竹富島は、石垣島の南西に位置する
周囲9キロほどの小さな島です。
石垣港から高速船で10分ほどで行けます。
今回は、滞在時間が短かい駆け足での観光で、
島の文化や自然を、十分に堪能することはできませんでしたが、
取りあえず雰囲気はわかりました。
ツアー客向けには、
水牛車に乗り、集落をぐるりと巡るのが
定番の観光スタイルになっているようですね。
水牛車は、由布島でも経験しましたが、
竹富島でも水牛が大活躍でした。
ここでも彼らの賢さに関心させられました。
ガイドさんの声に従って歩きだす。
石垣に挟まれた狭い道を、内輪差・外輪差をちゃんと計算して曲る。
まるで細い道を走る路線バスの運転手みたいです。
二種免許もってるのかな?(笑)
竹富島は、島がまるごと博物館のような感じです。
サンゴで作られた石垣、
道路にまかれた白い砂
赤瓦の屋根、
この家の屋根は補修済みです。
その赤瓦の屋根で身構える シーサーたち
竹富島には、昔ながらの沖縄の景色
原風景が保存されています。
聴けば、結果としてそうなったのではなく、
島の住民たちが、この景色を残すため、
涙ぐましい努力をしたのだそうです。
竹富島には、沖縄の伝統文化や景観を守るため、
家を新築する際は赤瓦の平屋にしなければならない、
窓ガラスも外から見えにくいようにしなければならない
大規模リゾート開発を目的とした土地買収には応じない などなど
住民の間でお約束事があるそうです。
それも、島の景観を重要な観光資源としてとらえ
それらを失うことは島の住民にとっての死活問題だというコンセンサスがあるからこそできることですが、血気盛んな若者にとっては、窮屈な場所かもしれません。
島の西側
星の砂で有名なカイジ浜があります。
ふと思い出したのは70年代、「星の砂」という小柳ルミ子のヒット曲。
♪ないで ないで まぶしいサンゴの島が にじんで落ちて 星の砂
星の砂はもとは生き物の殻なんですね。
私も目をこらし探してみましたが、
みつけられませんでした。
簡単にみつかるものではないそうで、
砂浜で売っています。
さて、青空が見えてきました。
明日は晴れるかな?
初日の出は見られるかな?
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