旧細川刑部邸 [旅行]
熊本城の北
旧細川刑部邸です。
細川刑部家は、細川忠利公の弟、刑部少輔興孝が、1646年(正保3年)が興した大名家で、
ここはその下屋敷です。
お茶屋などの造作を施し、
名門としての格式を整える、
その礎となった邸宅だそうです。
先ほどの正門から、屋敷の門まで
まずお庭を観賞
こちらは通用口ですかね。
こちらが長屋門
怪しいものが侵入、左右に詰所と番所が。
ボディガードは詰所で待機。
詰所の左には鉄砲蔵=物置があって、
戦闘用具を保存していたそうです。
さて、門をくぐって、屋敷の御玄関
唐波風の屋根は、建築当初は
モダンだったのかもしれません。
正直いいまして、
老舗旅館や銭湯でよく見ているイメージ。
金屏風があるところは広間
来客をお通しした、今で言う応接室ですかね。
奥方がいらっしゃった、化粧の間、御相ノ間などもそのまま
保存されています。
銀箔を貼ったふすまのある銀之間
豪華で、刑部家自慢のお部屋・・・
だったんでしょうね。
下右が茶室
刀の素振り?
あるいは使用人たちが洗濯?
画が浮かんできます。
江戸時代の上級の武家の暮らしが伺えます。
熊本県重要文化財
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