レトロな門司港を歩く [旅行]
レトロな門司港を歩きました。
門司港は明治時代に開校、長く中国大陸への玄関口として栄えた港です。
先に巌流島、下関いを訪問しましたが、門司港はちょっと違いますね。
独特の雰囲気のある街です。
港から、関門海峡を眺めながら岸壁を歩くと、
ブルーウィングもじという歩行者専用の跳ね橋があります。
概ねい時間おきに20分間だけ上がるそうですが、
訪れたときはちょうど橋が閉じようとあいていたところで
橋の両端に多くの観光客が待機していました。
こういうとき、必ず一番乗りを狙っている人が出ますよね。
子供とオヤジに多いようですが、一種の本能かな。
橋を渡ったところは「門司港レトロ」と呼ばれる
観光地として整備された地区になります。
ここには洒落た洋館が並んでいます。
写真のレンガの建物は旧門司税関です。
門司港レトロにある高層ビル「門司港レトロ」の展望フロアに昇ってみました。
門司港駅で行き止まりになるJRの線路
関門海峡と海峡を通過する船、関門橋
門司の市街地、
写真は貨物線を再利用した門司港レトロラインの車両
ちょっとレトロな建物は門司電気通信レトロ館です。
写真のレンガ造りの建物は国際友好記念図書館。
由緒ある建物かと思ったら、こちらは大連の汽船会社の事務所の複製建造物です。
歴史を感じるねぇ、と言いたくなりますが、
竣工は1995年だそうです。
港町らしい光景。
かつての門司は、神戸、横浜と並ぶ三大貿易港でしたからね。
あちこちにその名残りを見つけることができます。
古い洋館ファンは一度は訪れる価値のある場所ですね。
門司港レトロはきれいに整備された観光地という印象でした。
でも、私が好むレトロとはちょっと違うなと思いました。
そこで、
さきほどハイマートからアーケードが見えたレトロな雰囲気の商店街。
銀天街へ行ってみることにしました。
地方都市の駅前商店街はどこもシャッター通り化していますが、
ここもご多聞にもれず、日曜の午後で人影はまばら。
昭和レトロ館という店では、懐かしい駄菓子などが売られていましたが、
観光客を呼び込むには、もうひと工夫必要かな?
開けている商店が少なかったのは残念でしたが、
この雰囲気、嫌いじゃないです。
こちらが本当のレトロかもしれません。
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