露國大使館

明治時代の大使館巡り

5カ国目はロシアです。
日露戦争、レーニン、血の日曜日事件、戦艦ポチョムキン

こういう単語がそのまま現代だった時代です。



この古写真の場所の現在の地名は霞が関。

財務省の敷地です。

では、現在のロシア大使館がある場所はどこかといえば、
港区　狸穴（まみあな）です。

緊張関係もある隣国ということで、
警備も厳重。
カメラを構えていたら、警察官に声をかけられました。 

実は、カメラをもっての大使館巡りは、結構危険です。

今回、古写真の現場を訪ねながら、
警察官とお話しすること4回

中国大使館やアメリカ大使館の前
おまわりさんに睨まれながらカメラを構えるのは
勇気が要ります。

写真撮影は、事前に警備の人に断ったほうが
怖いおもいをしなくて済みますが、
スリルを楽しんでしまうもう一人の自分がいたりして。



そうそう、

映画「三丁目の夕日」の映像を観たとき、
この、ロシア大使館の前の道、

狸穴から見える東京タワーを思いだしました。

マイナーな話ですが、
ＦＣ東京のマスコットの東京ドロンパの故郷がここ、
狸穴。

この坂が狸穴坂
江戸時代からある道です。

麻布には狸坂もあるし、暗闇坂とか、
木々が鬱蒼と茂り、狸もたくさんいたのでしょうね。

ということで、霞が関から狸穴まで歩いたわけですが、
この一帯の開発の勢いは
尋常じゃないですね。

まだまだ、たくさん高層ビルが建てられそうです。
これからどこがテナントとして入るんだろう？
誰がマンションを買うんだろう？
景気が悪いなんてうそでしょ。

東京は常に変化している街です。

とはいえ、
こんな乱開発状態でいいのかなあ？