アンジェリータ

子供のころに脳にインプットされ、
大人になっても気になるメロディってありますね。

昔、「ちびっこのど自慢」という番組がありました。
確か、昼のワイドショー番組「アフタヌーンショー」で人気だった落語家、
桂小金治が司会でした。

桂小金治は最初の数回だけ司会をして降板。
子供が惚れたはれたの歌謡曲を歌うのは教育上よろしくない、
というのが理由だったと記憶していますが、
私が小さな頃の出来事なので、自信がありません。

怒りの小金治とか、泣きの小金治とか言われていたころです。


その「ちびっこのど自慢」で、「アンジェリータ」という歌を歌う
男子小学生がいました。

♪アンジェリータ　ホニャラホニャラー　アンジェリータ　アンジェリーーーータ

確か、戦争で親を失くした子供のことを歌った反戦歌で
哀愁のあるメロディーと、トラララという太鼓の響きが印象的でした。

最近になって、そんなことを思い出し、
気になって調べてみました。

原曲はイタリアのロス・マルチェロスというボーカルグループ
が歌ったカンツォーネだそうで、
1964年の紅白歌合戦で「ダークダックス」がカヴァーしていたことが
わかりました。

当時は大晦日に「紅白歌合戦」を見る習慣があったので、
そうか、ダークダックスの歌だったかと、
ぼんやりと記憶が蘇ってきました。

まさか、こんな歌の映像は
ＹｏｕＴｕｂｅにもなかろう、とダメモトで検索したら・・・・

ありました。。。

それもオリジナル。

感激しちゃいますね。＾＾

Angelita Di Anzio (Los Marcellos ferial)

 

コメント 6

この時代は、イタリアからのヒット曲がたくさんありました。
砂に消えた涙、夜空のトランペット、君に涙とほほ笑みを、花のささやき・・・。
アンジェリータももちろん、みんなラジオ、それもトランジスター・ラジオから聴きました。
真空管からトランジスター、IC、LSI・・・もう分かりません。
音楽も、だんだん分からなくなりました。
by Mashi☆Toshi (2008-10-23 22:43) 

☆Mashi☆Toshiさん

フランスやイタリアの音楽がよく聴かれていましたよね。
フランス・ギャルやジリオラ・チンクエッティらの歌は
今聴くとかえって新鮮に感じます。
サンレモ音楽祭とか、今はどうなってるんでしょうか？

ゲルマニュームのラジオとかありましたね。＾＾

by Cliff (2008-10-24 05:30) 

私の頭の中にはインテルは入ってないくせに「セントリーノ」が毎日ぐるぐるしています。マイナーで短くてテンポよく繰り返す音楽は子どもにうけるそうですが・・・。
愚息は「あれは洗脳だ。何で今頃『セントリーノ』だ？在庫一斉処分に出たとしか思えない」と笑います。ええ、だからって私の購買意欲になんか結びつかないですよ。なんのこったかわかってませんから。
by 酔いどれ天使 (2008-10-24 11:55) 

酔いどれ天使さん

＞「セントリーノ」が毎日ぐるぐる

♪セントリーノ　セントリーノ　セントリーノ
♪僕は自由に生きるーノ　

ってやつですな。
最初何のことかわかりませんでした。（笑）
たしかに、脳に残りますね。

でも、これテレビ初期のコマソンのメロディーに似てます。
「おやすみまえにきちんとはみがき・・・」
とかいう歌詞だったと思います。、
by Cliff (2008-10-25 18:39) 

ちびっこのど自慢が小金治さんが初代司会者だとは知りませんでした。最初からずっと大村昆がやっていたとばかり・・・

＞子供が惚れたはれたの歌謡曲を歌うのは教育上よろしくない

そういや私も小学生時代は
♪にぃげぇたぁ女房にゃ未練はなぁいぃがぁ～♪　とか
♪愛しちゃったのﾖﾝ　（ﾔﾔ ﾔｬﾝﾔﾝ）♪　とか同級生同士で
昼休みや登下校に大合唱してましたね。
こういうのが小金治師匠の怒りを買ったのかも。
それではおやすみなさい。
by tsukikumo (2008-11-01 01:02) 

tsukikumoさん

子供は歌詞の意味など関係なく歌うから、
大人になってから意味がわかった歌
というのが結構ありますよね。

殿さまキングスの「なみだの操」の「みさお」は
人の名前だと思っていた人が世の中に結構いるそうですし、
森山加代子の「白い蝶のサンバ」も
何も考えずに歌っていましたが、
「あふれる蜜に酔いながらおぼれるの」なんて歌詞は
大人の目からは「うわ、いやらしっ！」ってなりますわね。＾＾
by Cliff (2008-11-01 05:01)