入谷鬼子母神の朝顔市 [出来事]
暑い!!
関東地方の梅雨が明けたこの日。
鶯谷駅へやってきました。。
レトロな駅舎を出て、JRの線路を跨ぐ陸橋を渡ると、
おばあちゃん泣かせの階段と、その向こうに朝顔通りが見えます。
そう、今日7月19日は、
入谷鬼子母神で朝顔市が開かれているのです。
いやあ、朝顔だらけ。
入谷付近は、割合土地勘がありますが、
朝顔市を実際に見るのはこれが生まれて初めて。
東京に長く住んでいるのに、少し恥ずかしい。
それにしても人が多い。暑い!!
入谷鬼子母神の名称で有名な「真源寺」は、1659年に開山した法華宗のお寺。
「おそれ入谷の鬼子母神」ですね。
朝顔栽培は江戸時代から盛んになったそうですが、
その朝顔の今で言う見本市を、このお寺の境内で始めたのが
「朝顔市」の始まりだそうです。
まずは、鬼子母神にお参り。
境内では朝顔のお守りを売っています。
大が800円、小が500円。
お守りを買うと、火打石で火花を飛ばし厄払いし、
一緒に念仏を唱えてくれます。
言問通りを通行止めにし、南の上野側に朝顔の鉢植えを売るお店が並び、
反対側に、食べ物を売る露店がずらりと並びます。
お祭りの定番、たこ焼き。
店先に置いてあるタコの大きさと違う、
偽装たこ焼きも多いですが、
こちらのたこ焼きのタコは大きかった。
気さくなおばちゃんと、下町の会話が楽しめます。
あと、ベビーカステラ。
最近の露店は、韓国や沖縄の食べ物など、種類が増えましたが、
やはり、これが旨い。
はちみつの甘さが、ジュワーと口に広がるので好きです。
時間が経つと硬くなってしまうので、焼立てを食べるのがコツ。
朝顔は800円で、自宅にデリバリーしてもらえます。
それにしても、見て歩いているだけでも十分楽しいです。
昔の江戸っ子は、朝顔市で、
本格的な夏の到来を感じていたんでしょうね。
ほおづきだとか46000日だとか朝顔だとか・・・・
江戸情緒ってのはなんだか素敵です。
いいですねええ。
おそれいりやした。
by 酔いどれ天使 (2008-07-20 16:59)
☆酔いどれ天使さん
江戸情緒に浸りたいところですが、聞こえる音といったら、台の上で、
駐車しようとするタクシーに注意する警官の声。これも東京の情緒の一つかもしれませんね。いずれにしても、おまわりさんは大変です。
そういえば、外国のテレビクルーも見かけました。
by Cliff (2008-07-20 21:42)