愛のモッキンバード [音楽(愛の××)]
愛の××シリーズ。
No.18で止まっていましたが、何事も中途半端は良くない。
もう少しがんばってみようかと思います。
愛のモッキンバード #19
Mockingbird /James Taylor and Carly Simon
これは、1974年。
カーリーサイモンとジェイムステイラー
大物カップルのデュエットソングです。
原題はMockingbirdですけど、
無理やり「愛の」をタイトルにくっつけているあたりが、
いかにも60、70年代っぽい。
モッキングバードは、マネシツグミという、
メキシコなど北米大陸南部に生息するものまねが得意な鳥。
実はよく知りませんが、特にアメリカ人に愛されている、
南部を象徴する鳥だそうです。
この「愛のモッキンバード」が流行った当時、
歌い出しの
モッ・・・yeah、キン・・・yeah、ブー・・・・yeah、
という二人の掛け合いがやたら耳に残りました。
今考えると、yeah はマネシツグミの習性を表現しているんでしょうね。
いずれにしても、南部っぽい曲です。
あと、な~んとなくですけど・・・
黒人歌手は別に、70年代は大きくて分厚い唇の歌手が人気だったような気がします。
ミックジャガー、トニー・テニール(キャプテン&テニール)もそう、
このカーリーサイモンなど、吸い込まれそうな口のデカさでした。
日本では、オバQに、天地総子さん・・・
というのは古いですか?
一方のJT、ジェイムス・テイラーは、逆に、
どちらかといえば唇が薄いタイプの男。
JTで、タバコ会社より先に、ジェイムス・テイラーを思い出したら
かなりの通。
1970年ごろ、音響メーカーのパイオニアが、
合弁でワーナーパイオニアレーベルを創設し、
ワーナー傘下のアーティストのレコードを3枚5000円だったかな?
大々的にキャンペーンを張ったことがありました。
そのとき、買った3枚のうちの一枚が
ジェイムス・テイラーの「Mad Slide Slim」でした。
なけなしの小遣いを叩いて買ったレコードだったので、
当時は大事に聴いていました。
結局、友人に売ってしまいましたが、
今最も聴きたいアルバムのうちの一枚。
話のついでに、テイラーといえば、
ケイトやら、リビングストンやら、アレックスやら、
兄の七光りか知らないけれど、
兄妹総出でアルバムを発表していたのが印象的でした。
今は、七光りではなく、
頭ピッカピカのジェイムス・テイラーです。
ジェイムス・テイラーとカーリー・サイモンは83年に離婚。
もう25年も経つんですね。。。。
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