筒美京平トリビュート [音楽]
J-POP界の偉大な作曲家、筒美京平氏の楽曲を集めたトリビュートアルバムが発売されたので早速聴いてみました。
私の世代は、
♪バラ色の雲とバラ色の雲と~ 想い出をだいて想い出を抱いて~ ぼーくわぁ いきたいっ! きみのふるさとっえっ
の、ヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」 に始まり、いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」、南沙織「17才」、麻丘めぐみ、野口五郎、郷ひろみ、岩崎宏美、太田裕美・・・・
筒美京平氏のメロディーで育ったといっても過言ではありません。
それに、このアルバムには、1968年から94年までに発表された筒美氏の12作品が収められていますが、とにかく歌手の顔ぶれがユニーク。
山崎まさよし、柴咲コウ、秋川雅史、草野マサムネ、ゴスペラーズ・・・。
即、予約してしまいました。
the popular music ~筒美京平トリビュート~
- アーティスト: オムニバス
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL J(P)(M)
- 発売日: 2007/07/11
- メディア: CD
感想。
それぞれのオリジナルが流行っていたころを思い出し、過去にトリップするのは無理。
あくまでも、2007年の楽曲として聴くお約束事が必要だと思います。
クレイジーケンバンドの「また逢う日まで」のアレンジが一番原曲に近いかな?(コピー?)
やはり尾崎紀世彦バージョンのほうがいいなぁと思ってしまいます。
逆に、ET-KINGの「お世話になりました」は完全にヒップホップで、井上順のオリジナルとは全くの別物。イントロ以外は「なんじゃこりゃ?」です。
秋川雅史の「飛んでイスタンブール」も「なんじゃこりゃ?」(笑)
あと、「人魚」って名曲だな、と改めて思ったり・・・。
脳内でシナプスが意外な方向へ繋がる感じが楽しいです。
そんな中、一曲目の山崎まさよしの「さらば恋人」が完全にお気に入りになりました。
ビートが効いていて、懐かしいような新しいような不思議な心地良さがあります。
何度も繰り返し聞いてしまいました。
ちなみに、タンバリン担当は次長課長の河本準一。
おもしろいので、第二弾も出して欲しいですね。
一曲くらいセルフカバーがあってもおもしろいかもしれません。
個人的にはオックスの 「ガールフレンド」 なんかいいなあ~。
筒美京平は、私たちの世代にとっては主にアイドルに次々と楽曲を提供する超売れっ子作曲家のイメージですが、乱作かと言うとそうでもなく一曲一曲の完成度は非常に高く、安心して聞けましたよねぇ・・・。
懐かしい、あの頃。
by Gamaoyabeeeen (2007-07-14 01:45)
>がま親分さん
本当に筒美さんの曲は安心して聴けましたね。
歌手を選ばないというか、(浅田美代子を思い出しますが・・・(笑))
誰でも口ずさめるメロディーで、これだけ数多くのクオリティの高い作品を生み出すということが凄いです。
by Cliff (2007-07-14 08:12)
しっかし才能がある人ですよね。
外国だとさしづめロジャーニコルスやバカラックみたいな感じでしょうか?^^
また遭う日まで・・・これはクレイジーケンバンドと合うでしょうね!^^
お世話になりました・・・タバコ屋のおばちゃんは元気なんでしょうか・・・
ハイライトをツケにしてくれるんですよね。(^◇^)
by まめぞう (2007-07-14 17:21)
>エルモさん、こんばんは
長期間にわたり、クオリティを落とさず、メロディーを聴いただけでその人の作品とわかる。たしかに、海外ならバカラックタイプかもしれませんね。
「また逢う日まで」は聴き直したら、クレージーケンバンド・バージョンもなかなかいいです。ピアノの間奏等、オリジナルと同じなので結構懐かしく感じます。
ET-KINGバージョンの「お世話になりました」は歌詞が違うんですよ。
こちらが求めているものと「ちょっと違うかな?」という印象です。
by Cliff (2007-07-14 22:35)