70年代 アイドルの夏うた [音楽]
7月9日、関東に梅雨明け宣言が出され、
早くも本格的な夏到来です。
今年は「節電」が最強の流行語だから、
これから長く特に暑い日が続きそうです。
ところで、ネットのニュースをみていたら
音楽情報サイトの「レコチョク」のユーザー投票による”最強☆夏うたランキング”
というものが発表されていました。
「レコチョクが「最強☆夏うたランキング2011」を発表! 1位は、2年連続でYUI「SUMMER SONG」に決定」(7月8日 朝日新聞)(http://www.asahi.com/business/pressrelease/PRT201107080026.html
最も票を集めたのは、昨年に続きYUIの「SUMMER SONG」
2位が湘南乃風「睡蓮花」、3位東方神起 「Summer Dream」
だそうです。
携帯電話を使いこなす世代が選んだ最新の夏うたは、
オヤジが耳にしない歌ばかりです。
オヤジの夏うたは、やはり昔のアイドルの歌ですよ。
1970年代は、夏になると「オールスター水泳大会」という番組があって
アイドルが水着になって夏うたを歌ったものです。
人気があるとフル画面で映りますが、
B級アイドルだと、ゲームの映像がメインになってしまい、
歌う姿はワイプされちゃうんですよね。
なんか、懐かしいです。
夏がテーマとなると、アイドルの歌でも星の数ほどあるので、
とりあえず、タイトルに「夏」という単語が入る歌に絞って
思いだしてみましょう。
まず、なんといっても
天地真理 「恋する夏の日」(’73)
http://www.youtube.com/watch?v=fdMWKeT3g4A
テニスウェアで歌う真理ちゃんの姿を覚えていますよ。
健康的な国民的アイドル時代があったのですが、
やはりタバコはよくないですよね。
山口百恵 「ひと夏の経験」(’74)
http://www.youtube.com/watch?v=fVKjCtVGx88
百恵ちゃんが大ブレークした曲ですが、
こちらは健康的なイメージの歌ではなかったですね。
♪まーいにち まーいに の子の一番大切な ものをあげるわ
歌いだしが「およげたいやき君」だったりして。
ちょっと似ていました。
”大切なもの”の「モノ」といえば、
鉛筆は三菱が「ユニ」で、トンボが「モノ」でしたね。
全然関係ないですけど・・・。
金の輪っかがつき、名前に”HI”がつくだけで
筆箱の中の大切な「モノ」だったような記憶があります。
百恵ちゃんが出れば、
桜田淳子 「十七の夏」(’75)
http://www.youtube.com/watch?v=FiyLWyHLfpI
私は淳子派でした。「夏にご用心」(’76)もありますが、
個人的には初々しい「十七の夏」の頃の方が好きでした。
キャンディーズ 「夏が来た」(’76)
http://www.youtube.com/watch?v=ro9DY0_Kqsk
この歌はあまり流行らなかったですね。
「暑中お見舞い申し上げます」のほうがポピュラーですかね。
それにしても、スーちゃんの死はショックでした。
アイドルとは呼ばないかもしれませんが、
夏うたといえば
夏木マリ 「夏のせいかしら」(’74)
http://www.youtube.com/watch?v=y8DZHz5G0IA
「絹の靴下」「お手やわらかに」のヒットに続き
リリースされた夏木マリの名曲ですが、
セールス的にはあまり成功しませんでした。
ただし、わたし的にはこれが”最強の夏うた”です。
平山美紀 「真夏の出来事」(’71)
http://www.youtube.com/watch?v=-3tGfEiXG7g
作曲はJ-POPの神様の一人、筒美京平さんですね。
筒美さんはこの曲以外にも数多くの作品を平山さんに提供していますが、
パッとしたものは少ないですよね。
この曲だけ突出している感じです。
南沙織 「夏の感情」 (’74)
http://www.youtube.com/watch?v=hcuRHBtAMUU
沖縄出身で、色黒で、デビュー曲が夏の歌 「17歳」
♪だ~れもいない海 ですからね。
南沙織も夏のアイドルというイメージがあります。
この歌は1974年の作品で、バックバンドがティン・パン・アレー
このころから、ニューミュージックと歌謡曲の区別がつかなくなっていきましたね。
まだまだあります。
榊原郁恵 「夏のお嬢さん」(’78)
http://www.youtube.com/watch?v=b0BTIW9B05Q
郁恵ちゃんのデビュー当時は膨らんだ風船のようでした。
♪あいすくりーむ ゆーすくりーむ
このだじゃれのようなフレーズがお気に入りでした。
まだまだたくさんありますが、
切りがないのでこの辺で。
皆さまの”最強夏うた”はどの歌ですか?
オールスター水泳大会といえば小生に場合
1にポロリ2にポロリ
3,4がなくて5にポロリでした
スンマセンw
by ERカーター (2011-07-12 00:11)
☆ERカーターさん
男の子が水泳大会に期待していたものはみんな同じじゃなかったですかね?(笑)
初期は正真正銘のアイドルの”ポロリ”でしたが、
途中から仕込みになってしまいましたね。
あの予定調和が見えるようになってから
水泳大会というジャンルが衰退してしまいました。
と、なにを真面目に分析しているのやら。(笑)
by Cliff (2011-07-12 19:41)
アイドルじゃあない・・かもしれませんが
「となりの町のお嬢さん」であります。
ひと夏の甘酸っぱい思い出の歌ですかねえ。もっと単純な「憧れ」ですかね。
ここで歌っている「僕」って・・「ぼうずっくり」かも知れないっていつも思います。顔なんか赤いニキビでいっつも熱っぽかったりして・・。
by 酔いどれ天使 (2011-07-13 13:52)
☆酔いどれ天使さん、こんばんは
吉田拓郎が人気絶頂だった時の歌ですけど、
この歌夏の歌だったっけ?と、
歌詞を見直したら最後に
「隣の町のお嬢さんは 今年の夏の忘れもの」
とちゃんと夏という単語が出てくるんですね。
当時流行りのロストラブ的な歌でどう聞いても夏ですわね。
by Cliff (2011-07-13 22:15)