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終楽章:倉橋ヨエコ [音楽]

9月に発売された、倉橋ヨエコの2枚組のベストアルバム 「終楽章」

なかなか、ゆっくりと聴く時間がなかったのですが、
やっと心静かに聴くことができました。

終楽章 コンプリート・ベスト2002~2008 インディーズ時代の「礼」から、集大成「解体ピアノ」まで
6枚のアルバムで発表された印象的な曲に、
未発表曲を加えた全30曲を一気に聴きました。
やはり、一曲一曲が素晴らしい作品ばかりですね。

今年7月、「倉橋ヨエコ」はアーティストを廃業してしまいました。
このアルバムは、「倉橋ヨエコ」8年間の音楽活動の軌跡です。

ベストアルバムですが、作品が時系列に並べられ、
宛ら連続ドラマ「よえこ」の総集編といった感じです。

初めて彼女の歌を聴いてから約2年。
ニワカもいいところで、もっとシャバダバも聴きたかったのですが、

「ジュエリー」という名曲を置いて去って行ってしまいました。

  自業自得の雨が降る 冷たくて冷たくてざまあみろ



最初に聴いたのは「夏」

  これは罰ですか恋ですか ただ出会っただけなのに
  雨が足りないなら 私泣いてあげるから

に、ズドーンとやられてしまいました。

それから、終わろうとしている生命(あるいは恋)がテーマになっている「楯」。

付録のブックレットで、お母さんが入院したときの作品と本人が明かしていますが、
この歌で、とどめを刺されてしまいましたね。

それからは”依存症”になりました。


先日、日テレで「誰も知らない泣ける歌」という歌番組を観ました。
本当に知らない歌ばかりでした。(笑)

埋もれている歌を発掘しようという意図はいいんだけど、
それで商売しようというあざとさが垣間見えてやや興ざめでした。

そのうち、倉橋ヨエコの「泣ける歌」も取り上げられてしまうかな?

彼女の作品は、心の叫びをストレートに表現した詞もさることながら、
それを乗せるメロディーラインがホントに美しい。

流星」のサビ

「この流星に願いを一つ 私よ消えろ」と叫ぶところや、

鳴らないピアノ」の

「正しい愛など見えません」 のクールな歌いだしから一気に、
「幸せの~数だけー」と高揚する部分のメロディーラインなど、

うわ~すげえ!と感動してしまいました。


最近はこういう「泣ける歌」が流行っているのでしょうかね。

泣きたくなることばかりですもんね。
まあ、怒るより泣いて浄化させた方が、健康的。
 
彼女の出番はこれからだったのかもしれません。

  自業自得の雪みぞれ 冷たくて冷たくてざまあみろ
  忘れないでね 忘れないよ


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