バードを捜せ☆ALWAYS 三丁目の夕日 [クイズ&パズル]
映画をご覧にになった人しか分からないネタですいません。
昨年の大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のDVDが発売されたので、衝動買いしてしまった。しかも豪華版。
豪華版には本編のDVDのほかに、メイキングDVDや「夕日三丁目 立体写真」「冒険少年ノート」とか、付録がいろいろ付いている。
小学校のときに毎月買っていた小学館の「小学○年生」の6大付録みたいな感じもしないでもない。
メーキングのDVDには、東京タワー建設当時の映像も収められているし、、世代的には私より年上、昭和20年代生まれの団塊の世代の方はきっと懐かしくてたまらないだろう。
昭和30年代がいい時代だったかというと、いい部分と悪い部分の両方あった。少なくとも今より自由はなかった。
この時代を、Viva! Viva!する気はないが、 この映画は作品として素晴らしい。
さて、本編がどんな感じだったかちょっと見てみようとDVDをセットしたら、テレビの前に家族全員が集まって来た。
まあ、集まるというほど広い家ではないので、たまたま全員が家に帰っていただけのことだが、この映画も各自違う映画館で観ているし、全員の顔が居間のテレビに向くのは久しぶりのような気がする。
ちょっとだけと軽い気持ちで再生していたのだが、そのまま一気に最後まで見てしまった。
で、改めて観た感想は、
六ちゃん (堀北真希) かわいい!!
最近は、村上某のインサイダーにしても、秋田の殺人事件にしても、裁判所職員の駐車違反にしても、
嘘!嘘!嘘!
嘘つきだらけの今日この頃。
こういう正直者ばかり出てくる映画が受けるのは、現実とあまりに乖離してしまっているということなのかもしれない。
この映画の中にも嘘がいくつか出てくる。
一つ目は、堤真一演じる自動車修理工場、鈴木オートの社長が、社員募集の紙に、「修理工場」と書かずに「自動車会社」と書いたこと。これは結構罪が重いな。
二つ目は、六ちゃんのお母さんが青森から上京するときについた嘘。里心が付かないよう厳しく突き放した言葉。本人に見せないでくれと言って、薬師丸ひろ子演じる就職先である鈴木オートのお母さんに毎月手紙を書いていたというくだりはジーンと来る。
それから、吉岡秀隆演じる売れない小説家、茶川龍之介がひょんなことで転がり込んできた淳之介君を、ほんとうの父親に引き渡す場面での「厄介ごとがなくなって助かる」 と言った嘘。
いずれも、相手のことを思うがゆえに出てくる嘘で、つきたくて付いている嘘ではない。それだけに、この映画の中の嘘が関係する場面は決まって涙腺が切れそうになる場面だ。
次女は、映画を一回観ているにもかかわらず、最後の龍之介と淳之介君の再開場面では泣いてしまい、長女に笑われていたが、私もひそかに目じりの液体を指でこすっていた。
カミサンはどうしているかと振り返ると、すでに夢の中にいた。今、我が家で一番クールでしっかりしているのは長女だ。
ところで、エンディングに流れる出演者を見ていたら、羽鳥慎一という名前があった。
羽鳥ってバード?、日テレのアナウンサーだよね。あれ、どこに出てたっけ?
この映画には、ピエール瀧、松尾貴史、キム兄など、くせのある歌手やタレントが脇役で出演しているが、この羽鳥アナウンサーの出演場面だけは家族全員がわからなかった。
名前が松尾貴史の次に出てくるので、「きっと台詞があるよね」という話になり、見終わってから、「警官じゃないかい?」「いや運転手かも」、などと検証作業が始まってしまった。
今は答えがわかってしまったが、我が家の人間の感想は
わかるか!そんなもの! でした
映画をごらんになった方は捜してみるとおもしろいです。
え?ズームインの羽鳥アナ?
??????????
どこに出てたんだろ?気になるなぁ。
ちょっと探してみますので、種明かしは待ってくださいねd(^。^)
ところで、誰かの為につく嘘って、きっと悪い嘘はないですね。
自分の為につく嘘って、きっと良くない嘘ですね。な~んて思いました。^^;
by まめぞう (2006-06-10 13:38)
そうそう、羽鳥アナウンサーです。
誰かのため、ついた方がいい嘘もありますが、うそつきになってはいけませんね。でも、トリビアの泉の緒川たまきさんに一回「うそつき!」と言われてみたい。
by Cliff (2006-06-10 14:28)