夏はカルピス [タイムスリップ]
昨日は正直、地震にびびった。渋谷の古いビルにあるお店にいたが、縦揺れが二回来たあと、ぐらぐらと横に大きく揺れた。従業員が「恐いよー」といって逃げていくのを見ながら「そりゃないだろ」と思ったが、世の中そんなものだろう。自分の身は自分で守らないといけないと痛感した。
渋谷駅は地下鉄が止まって人で溢れていて、時間までに目的地に着かないで困った人もたくさんいたに違いない。こんな日にデートするカップルは災い転じてなんちゃら、仲が深まるいいチャンスになったりする。
一時、カルピスウォーターに嵌ったこともあったが、やはり濃縮カルピスに氷を入れて薄めてのむのが美味しい。昔は「初恋の味」とか言ったが、夏のくそ暑い時に田舎でよく飲んだので、むしろ「初盆の味」とかいうほうがしっくりくる。
美味しいが、カルピスは調合に成功と失敗があったりする。今でも、コップにどれくらいカルピスを入れたらいいか迷う。氷が豊富にあるものだから、氷の量とのバランスが難しい。あまり甘くなるのもいやだし、薄いと「失敗した」と悔やむことがある。程よく調合できると妙な達成感があったりする。
そういえば、昔はカルピスの濃さがその家庭の経済状態を反映する、みたいな空気があった。
貧乏 中流1(堅実) 中流2(やや見栄張り) お金持ち
こんな感じだったかな?
あくまでも60~70年代のイメージ。
お金持ちの子供の家で飲むカルピスは甘かったな。
まいど~あらしのエンジェルです。
「○○んちのカルピス、あっち側がすけてみえる」
悪ガキのいとこが遊びに行った友達をそう評価していました。
私はかき氷にカルピスオレンジをかけて食べるのが好きでした。
by ドランクエンジェル (2005-07-25 13:38)
氷カルピスですね、私もよくやりました。
親がお中元で貰ったカルピスの詰め合わせに
オレンジとグレープが入っていて、ミルクと混ぜてというか
調合したことも思い出しました。
グレープは美味しいけど、オレンジは固まってしまって
ダメだったような記憶が。。。
by Cliff (2005-07-25 20:25)
お中元やお歳暮の時期にはもらい物の純正カルピスでしたが、普段は森永コーラスか不二家ハイカップでした。特売のミルトンが続くときもありました。夏、外から帰ってきて、まず冷蔵庫を開けてカルピスと冷水が入った筒型の水入れを取り出し、コップにカルピスを1.5cmほど入れ冷水で満たし、かき混ぜ棒でグルグルして、ゴクゴクッと飲みほし、「ッアーうめっ」と言った後、のどちんこの裏や舌の上にへばりついた乳成分のカスを、口の中でもてあそびながら、後味を楽しむのでした。今のカルピスは製法が改良されてあの乳成分のカスは舌の上にほんのわずか残る程度となりましたね。あの喉の奥に物が挟まったような感覚はもう味わえなくなってしまいました。
昔「ありがとう」だったか「肝っ玉かあさん」だったか忘れましたが、テレビドラマの間で流れていたカルピスのCMが印象的でした。江原真二郎と中原ひとみの娘の土家里織(5才ぐらい)がひとりでカルピスを作って飲むだけのCMなのですが、飲み終わったときの「ッアー」が豪快でした。
by ラボリス (2005-08-11 15:01)
ミルトン、ありましたね。子供の頃は、カルピスよりコーラスやミルトンの方が美味しいはずだと信じ込んでいました。根拠はないですけど・・・。
乳飲料ではありませんが、舌が紫になるチェリオとか思い出します。
里織ちゃん、かわいらしかったですね。カルピスのCMでは、中原家も印象に残ってますが、ラボリスさんの場合はジミー・オズモンドのオズモンド一家の方ではありませんか?(笑)
by Cliff (2005-08-11 21:28)