ラジオ深夜便スペシャル

２０日の深夜、ＮＨＫ第一の「ラジオ深夜便」の特別番組に、
愛川欽也（キンキン）、斉藤安弘（アンコー）、落合恵子（レモンちゃん）の
かつての深夜放送の人気者お三方が出演され、なつかしい話を聞くことができた。

欽也さんは、相変わらず機関銃のような喋りだったが、
ＮＨＫを意識してか少し押さえているように見えた。

アンコーさんは、髪の毛が真っ白でしたね。
ラジオは情緒的なメディア
と熱く語るアンコーさんは、
ＮＨＫの電波を通して、渦中にあるニッポン放送の全社員の気持ちを
代弁しているように思えた。

落合恵子さんの、「真夜中に書いた手紙を、朝読み返すと恥ずかしい」という話は、
全くその通りで、昔、深夜放送に投書したことがある人なら、
同じような経験があるのではないだろうか。

昼間は突っ張っていたのに、真夜中に素になって、凹みながら、
本音を手紙に書いてしまったりしたものだ。
深夜放送が流れていた時間は、昼間被った殻が割れてしまう、敗北者の時間だった気がする。

今も同じなのだろうか。
「送信」をクリックした途端、本音も建前も瞬時に相手のもとへ飛んでいってしまうのは、
私にはとても怖いことに感じる。

金曜パックの名コンビ、野沢那智(ナッチャン）、白石冬美(チャコちゃん）のご両人も
VTRで登場したが、テレビではすぐにニュースが入ってしまった。
お二人には、午前中に山根アナウンサーがインタビューしていたが、
むしろ、二人に時間を与えて掛け合いで話していただいた方がよかったのではないか。

でも、さすがNHK。.いい番組でした。
またラジオを聴いてみようかな。

  　 　　　 　　　　　　　　

コメント 2

先日のスポーツ紙を読んでいたら愛川欣也のラジオ番組が
スポンサーの関係で突然打ち切りになったそうです。
愛川氏ほどの大物でも切られてしまうなんて・・・。
by 人間魚雷 (2009-02-18 22:41) 

欽也さんのキンサンの突然の降板は、
不況の影響もあるようですが、
後継の番組が決まっていると聴かされ
ラジオ人としての欽也さんのプライドが許さなかったのでしょうね。
by Cliff (2009-02-18 23:15)